大惨事となった…

前回の中3の授業で「電流と磁界」の授業を3時間ぶち抜きで行ったのだが、かなり苦戦していた… (-_-;)

今年の中3生は元々勉強が苦手な生徒さんが多いので、「恐らくこの単元は苦戦するだろうな」という単元で、予想に違わずもれなく躓いてくる…。

(しかも、予想を超えてくる場合もあるので、中々手強い学年だ…)


まあ今回は、「フレミングの左手の法則」を使いこなすのに少し時間がかかるであろうとは思っていたのだが、単純なバージョンの「右ねじの法則」でも、かなり躓いている生徒さんもいた。

勉強が苦手な生徒さんにありがちなのだが、「立体を平面に上手く落とし込めない」という現象だ。

斜め前方からの図を、真上から見た図に直すことが中々出来ないという感じだ。

ここら辺は、相似や三平方で立体を扱ったときに致命傷になるのではあるが、学校選択問題でなければ、そこまで複雑な立体の問題は出題されないので、他のことをしっかりマスターするという方針に切り替えるという選択肢もある。


ただ、この学年には、過去の卒塾生と比べても遜色ないレベルの「頑張り屋さん」がいるので、そういった生徒さんは、能力に関係なく、ある程度のところまでは到達できるのは間違いがない。

(中々エンジンがかかりそうもない生徒さんもいますが…)

そのとき、学校選択の高校を受験するべきか?という判断が難しそうなレベルの生徒さんもいることも事実だ。


私は個人的には、「なるべく上の高校に進学した方が良い」という考えの持ち主なのだが、

(高校の「質」を決定付けるのは、間違いなくそこに通う生徒さんの「質」そのものだ。特に公立高校の場合、「教員」や「設備」は決定的な要因にはなりえない。生徒さんの「個性」の集合体がその学校全体の「個性」となる。「努力をしてきた人間がどの程度集まっているか?」といった感じだ。その「個性」が「環境」となり、その場にいる生徒さんに相互作用をもたらすからだ…)

学校選択問題に太刀打ち出来るかどうかが課題となる生徒さんもいるかもしれない。


(ちなみに、「学校の勉強についていけるか?」という心配は無用だと考えている。公立校だと、救済措置がいくらでもあるので、なんだかんだで大丈夫であろう。

一方で、「自分の実力よりも下の学校に行って、定期テストで上位になって推薦入試で大学に入る」という発想にもあまり意味を感じていない。

というのも、よっぽどレベルを下げない限り、高校の定期テストで無双できる訳でもない。

今では、ある程度名のある大学でも入試方式や学部を選んで受験すれば、割とすんなり合格出来る場合が少なくないので、周りの「環境」を優先して学校選びをするべきだろう)



話が大分逸れてしまったのだが、「電流と磁界」に関しては、まだまだ演習を重ねる必要がありそうだ。

この学年は、中2の時に「等積変形」でも大惨事となったのだが (/ω\) 、春休み前から行っている「一次関数」の応用問題の復習では、かなり頑張ってくれている生徒さんもいる。

元々勉強が苦手でも努力でかなりのレベルにまで到達出来るということなのだろう。



まあ、今年はトップの生徒さんに関しては大丈夫そうだ。

数学の応用問題も、結構サクサク解いてくれている。

英語も悪くなさそうな感じだ。

勉強が本格化するのにもう少し時間はかかりそうだが、勉強そのものを忌避している様子はないので比較的楽観視している。

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