先日とは別の生徒の当日点が判明したので載せておく。
これで当塾の2トップがの結果が出揃った。
国語 数学 社会 理科 英語 合計
74 66 95 82 65 382
…という感じであった。
この生徒さんは元々理社が強い生徒さんであった。
本人は、理科でもう少し取れたのではないかと言っていたが、本番では全てのことが上手くいくことの方が稀なので、まあ許容範囲の内だろう。
一方で、国語と数学が苦手であったのだが、本番の緊張感の中で取れるところを取ったという感じだと思う。
合計点を見る限り、悪くはない点数と言えるのではないだろうか。
受験直後にも、試験の印象や自己採点の点数などを報告に来てくれていたのだが、この前来てくれた時には、受験が終わってほっとしたのか非常にスッキリとした顔をしていた。
しばらくは英気を養ってもらいたいものだ。
もう一人の生徒さんも言っていたのだが、どうやら今回は英語がかなり難しかったらしい。
この生徒さんの友達で浦高などの上位校を受験した生徒さんたちも、50~60点くらいの生徒さんが多かったらしい。
浦高受験で英語が40点台だった生徒さんもいたそうだ。
大問3の「冬眠」の英文が読み難かったらしい。
文章自体が若干読み難かったこともあるのだろうが、設問で迷うものが多かったのではないだろうか。
…とはいえ、正直、私個人としてはそこまで難しくはなかったという印象だ。
いつも通り、並び替え問題では「構造」と「箱の数」、内容一致問題と本分要約問題では「パラフレーズ」、本分空所補充問題と脱落文問題では「段落」と「文と文の関係」を意識して設問に当たれば、十分に対処できるレベルの問題だったのではないだろうか。
(しかしながら、平均点は下がるのかもしれない。あくまでも「私が教えた生徒には、このくらいの問題なら出来てもらいたい」という希望的観測にすぎないので…)
ただ、並び替え問題は純粋に難しかったと言えるかもしれない。
(…のだが、私が生徒にいつも伝えている「箱の数」と「構造」を意識して問題を解けば、処理できるレベルのものであったが…)
また、内容一致の選択肢問題で少し紛らわしい問題があったことは確かだろう。
いつも生徒に伝えていることなのだが、「正誤問題」で問われるような細かな知識も、読解や設問を解く際の手掛かりとなる場合がある。
「単語を覚えて大まかな意味を掴む」という勉強法では限界があるのは確かなのかもしれない。
(まあ、上位レベルになれば、当たり前の話ですが…)
先程「私が教えた生徒には、このくらいの問題なら出来てもらいたい」と書いたが、そこが一番難しいところで、なかなか教えた通りに出来るようになるものではない。
英語の問題を解く際に、なるべく私と同じ目線で英文を読み、設問を処理してもらうのが理想なのだが、なかなか難しい。
(まあ、単語量や背景知識などの一見直接は関係なさそうなメタ認知の差があるので、当然と言えば当然なのですが…)
何だか、英語の感想のボリュームがやたらと多くなってしまった。
実は、今年の埼玉県公立高校入試問題の総括の記事を途中まで書いて放置したままなのだが、ブログのためというよりも、今後の指導のために書き上げて、私自身の頭を整理しておきたい。
これで、一応の区切りはついた。
現在、新中3生が新中3生に見えないという重大な問題を抱えているのだが、どこかでスイッチを入れなければならない。
次の北辰テストまで1か月あるので(1か月しかないとも言える)、中間・期末テストのことを気にせず勉強できる今の時期を有効に使っていければ良いのではあるが…。
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