当日点が判明した生徒さんがいるので載せておく。
ちなみに、この生徒さんは当塾の3科でトップだった生徒さんだ。
国語 社会 数学 理科 英語 合計
79 95 53 80 81 388
こんな感じであった。
例年、浦和一女のボーダーラインがおよそ370点前後、
川越女子のボーダーラインがおよそ350点前後であることを考えると、非常に良くとれているのではないだろうか。
個人的には、理社がこの生徒さん史上ぶっちぎりの最高点だったことを嬉しく感じている。
理社に関しては、今までとやり方を少し変えながら、しっかりと演習量を確保できていたので、今年の問題を見た時に、まあそれなりに取れるだろうなという予感はしていた。
(社会の問題でいえば、「マルタ会談」や「大きな政府・小さな政府」などは私からも直前に確認していたし、生徒たち自身も試験の前日・前々日に年表を見ながらちょうどこの問題を出し合っていた。ここ数年の埼玉県の社会では、現代史の細かい知識が必ず出題されていたので、そこら辺の対策は抜かりなくやっていたつもりだ)
そうは言っても、本番でしっかりと点数をとり切れるのは素晴らしいことだと思う。
本人の努力の成果ではないだろうか。
今年の英語は少し難しかったと思うのだが、英語も良くとれていると思う。
英語に関しては、浦高・一女などのトップ校でも80点以上は本当に稀だ。
70点台を取れれば御の字という状況で、この点数は単純に凄い。
一方、数学では本人曰く、πのつけ忘れや、数え間違い、計算ミス、問題の読み間違いなどが多発したらしい。
終わった時点では、数学もかなり手ごたえがあったそうなのだが、自宅で自己採点をしながら愕然として泣いてしまったらしい。
まあ、中3からの入塾で数学は北辰テストで40点台からのスタートだったことを考えれば悪過ぎたという程でもない。
とはいえ正直、今年の数学の問題は簡単だったと思う。
埼玉県の過去の問題や追試で出された問題とほぼ同じような形で出題されていたものも散見された上に、関数の大問に至っては、去年の追試問題と2019年の本試問題を足し合わせ上に「誘導」と称した「ほぼ解説」まで載っていたので、しっかり準備してきた生徒さんにとっては、かなり解きやすい問題だったのではないだろうか。
努力が報われやすいという意味では、良いレベル設定の問題だったとも言えるのではないだろうか。
国語で何を間違えたのかは少し気になるところではあるが…。
ちなみに、この生徒さんは、上位の高校を受けることを嫌がっていた。
その理由として「女子校」であるということを挙げていたのだが、その観点は少々的外れに感じる部分はある。
…という訳で、少し前の記事(しかも、赤の他人)ではあるが、以下のブログを貼っておく。☟
個人的には、中学・高校と6年間を男女別学で過ごすことにはかなりのリスクがあるが、高校の3年間だけを男子校・女子高で過ごすことにはそれほどのデメリットはないのではないかと感じている。
また、「女子特有の~」という話も、「女子特有の~」というよりも、学校のレベル感の問題であることが多い(気がする)。
私は、公立高校であれば、少しでも偏差値の高い高校に行くべきだと考えている派なのだが、その理由も、周りのレベルが高いほうが色々な面でメリットがあると考えられるからだ。
勿論、リア充的な目的で高校を選ぶのならば、共学の方がいいかもしれない。
そうでないのならば、あまり拘る必要はないのではないだろうか。
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