2023第7回北辰テスト結果(12月)

今更だが、12月の第7回の北辰テストの結果を上げておく。

ちなみに、前回(第6回)の北辰テストの結果はこちらです。☟

5科偏差値

68.2
66.3
60.7
57.6


3科偏差値

68.4
66.0
60.7
57.0


塾内平均偏差値

5科 63.2
3科 63.0


科目別塾内平均偏差値

国語 61.5
数学 61.3
社会 61.3
理科 63.3
英語 62.3


…という結果であった。


前回の第6回と同様、5科のトップと3科のトップの生徒さんは別人である。


実質最後となった北辰テストでは、地頭が一番良い生徒さんが一番低い偏差値を取るという結果に終わった。

(結局、スポーツを優先し、私立単願で受験することになった)


何をするにしても、「結果」を残そうとするのならば、「努力」からは逃れられない。

少し前の動画だが、非常に面白いのでリンクを貼っておく。☟

目標に向かって、逆算の発想から、その時点でやるべきことを解像度高く俯瞰しながら進んでいっているという感じだろうか。

それにしても、今時の野球選手はここまで論理的に考えているのかと驚かされた。

(それとも、この高梨選手が例外的な選手なのだろうか?川越東出身らしいので、頭が良いのは間違いなさそうではありますし…)


動画の中では、自分の才能にどこで見切りをつけて、別の場所を求めるべきかについても言及されている。

大谷翔平選手がメジャーで圧倒的な活躍をして以降、スポーツに生活の大半の時間を投入することも選択肢としてアリなのではないかと言う風潮が生まれつつあると感じている。

この流れに乗って、部活の時間も一昔前に逆戻りしているという感じだろうか。

あまり有り難くない流れだと認識している。




前回、色々書きたいことがあると書いておきながら1か月以上放置してしまったわけだが、その書きたかったことを書いて終わりとする。


以下の画像を見てもらいたい。☟

左は、中1の比例反比例の単元で出てくるもので、座標を読み取り、三角形の面積を求めるもの。

右は、中2の図形の単元で出てくるもので、角度を求めるのではなく、ア・イ・ウ・エの角度をそれぞれどのように読むか?というものだ。


左の方が若干難しく、毎年1人は躓く問題ではあるのだが、やはりここで躓く生徒さんは、後々も苦労する印象が強い。(どうも、y軸やx軸を挟むと座標の目盛りが上手く読み取れなくなるらしい。もちろん、軸に平行な2点間の距離の求め方も教えるが、この場合はそれより前の段階の話だろう)

右の角度をどう読むか?問題に関しては、あまり躓く生徒さんはいない印象だ。

(長い講師生活の中でも片手で数えられる程度だと思う)


…のだが、実は、今年の中3生で当塾のトップを走っている生徒さんは、上記のどちらの問題でも躓いてしまっていた。


左の問題に関しては、そこまでの経緯で躓きそうな問題でことごとく躓いていたので、予想はしており、驚きはなかった。

本人も「ヤバいです…」ということで、少し個別で解説をして、プラスで他の生徒とは別の課題を与えることで解決していった。

(この生徒さんに関しては、大体こんな感じであった。他の生徒が出来ていることを自分が出来ない時に、やる気を失くす素振りを見せたり、開き直って「出来なくても良いです!」といった態度を見せることは決してなかった。まあ、そういった人間的な部分が成績を維持出来ている大きな要因の一つであることに疑いの余地はない)


ただ、右の「角度の読み方」に関しては、私も「アチャー (/ω\)」という感じではあった。

(ちなみに、未だに上記の顔文字を使っている化石人間はどのくらいいるのであろうか?少し気になるところではある…)


少し予感はあったので、いきなり指名することはなく、他の生徒さんを指名して、

であれば、「角エーオーディー」と、読み方を確認してから、満を持してその生徒さんを指名したのだが、「アワワ…」と言う感じで固まってしまった。

まあ、何度かのやり取りで事なきを得たのだが、打てば響くというタイプではないことは確かだ。

(ただ、記憶力は良い。図形的な認識能力が低いので、漢字の暗記などはもっと苦労するかと思ったのだが、そこら辺は比較的スムーズに記憶出来ている)


定期テストでも、数学で80点を超えられないことがしばしばあった。

そんな生徒さんでも、北辰テストで5科偏差値65を下回ったことはない。


上の図の例で見てもらえればわかる通り、当塾では、本当に基礎的な部分から導入をしながら、到達度は比較的高めに設定している。


昨年末にお問い合わせをいただいた時に、「塾のレベルがよくわからない」というご意見を頂いた。

基本的には、当塾で「普通」に勉強してもらえれば、伊奈学園に届かないということはない。

ある程度の集中力を持って授業を受け(多少集中力がないくらいでは、私のツッコミが入るので、結局は「ある程度の」集中力は結果として担保される)、ある程度適切に丸付けと解き直しをする習慣を身に着け(これも私のツッコミが入るので、以下略)、ある程度の時間を勉強に投入することが出来る状態にしているからだ。


(勿論、意図的に全てを拒絶する生徒さんに関しては話は別だ。ただ、現在当塾の3科トップの生徒さんも入塾当初はかなりアレであった。元々数学と国語が苦手という話だったのだが、前提となる知識がインストールされていないにもかかわらず、「自分で考える」ことに固執するタイプの生徒さんであった。そのバリアを打ち破るのに多少の時間はかかったが、今ではかなり柔軟な姿勢で勉強してくれるようになっている。当然、成績も爆上がりした)


なんだか最近、すっかり宣伝やアピールといったものをしなくなってしまっていたのだが、まあ、一応言っておく。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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