更新が途絶えていた第５回北辰テスト（10月）の結果を載せておく。

ちなみに、その前の第４回北辰テスト（９月）の結果はこちらです。☟

５科偏差値

６５.０
６２.１
５８.８
５７.３

３科偏差値

６５.８
６１.９
５９.７
５９.０

塾内平均偏差値

５科　６０.８
３科　６１.６

科目別塾内平均偏差値

国語　５８.８
数学　６０.３
社会　６１.０
理科　５７.３
英語　６３.０

…といった感じであった。

改めて見ると、「平均」という数字の虚しさというか、無意味さが身に染みる結果なのではないだろうか。

ちなみに、この段階で、１名の生徒さんは完全に受験勉強から脱落してしまっている。

８月以降、本人がスポーツに専念する意思を固めたため全く勉強をしていない。

その生徒さんにとっては、７月の北辰テストが最高到達点となってしまった。

正直、当塾に在籍して頂いた生徒さんの中でも、地頭の良さはトップクラスであることは疑いの余地はない。

（正味数週間の勉強だけで、５科・３科の偏差値が１０ほど上がって偏差値６５まで到達したのはまぐれではない）

私のような凡人からすると、勿体無いという感情が沸き上がってしまうところなのだが、とはいえ、他人様の人生に口を突っ込むような趣味はないので、本人が望むようにするのが一番良いであろう。

この10月の第５回の北辰テストでは、理科の塾内平均偏差値が低かった。

問題文の読み取り能力の低さと、普段の勉強の仕方のマズさが絶妙に絡み合った結果であった。

埼玉県公立高校入試を見据えると、何とも恐ろしい話なのだが、一朝一夕に解決できる問題でもないのが辛いところだ。

第３回・第４回の北辰テストのブログにも書いた通り、そもそも１名の生徒さんを除いて全員勉強不足の状態だ。

安定感など、望むべくもない。

この時点で、私が一番空しさを感じていたのは、未だにほとんどの生徒さんが、上っ面の点数や〇✕にこだわってしまうことから抜け出せていないことであった。

今でも自分の力の無さを感じている。

（12月の段階では少しだけ変わりつつある生徒さんもいる。だが、結局はそれも無に帰するかもしれないということだ）