12月からコツコツと「三平方」「相似」「円」「関数」といった単元を中心に、学校選択+α レベルの数学を鍛えてきていたのだが、先週で一段落した。
何度も重ね塗りをしながら演習を積み重ねてきた。
現時点でも仕上がりとしては悪くない。
図形問題に関して言えば、フリーハンドで自分で図を描くということが非常に重要なのだが、未だに「定規から卒業」(☜数楽さんのパクリです)できない生徒さんがいる。
やはり、そういった生徒さんは「図形が見えない」状況に陥ることが多い。
図形問題では、複数の基本的な図形の性質をしっかりと意識して使いこなすことが出来るかどうかがカギになる。
もう1か月で、盤石な状態に仕上げたい。
理社に関しては、学校選択問題を受験する生徒さんはほぼ仕上がっている。
1学期からコツコツと積み上げてきたので、正直、過去最高の仕上がりと言えるのではないだろうか。
(去年の学校選択問題を受験する生徒さんは、とにかく時間がなかったので…)
理科の少し複雑な計算問題にもある程度は対処できるようにはなってきた。
(元々、そういうことが苦手な生徒さん達なので…)
ただ、やたらと暗記に頼りがちな生徒さんもいるので、問題文をしっかりと読み、情報を整理して対応する部分はもっと鍛えなければならないが…。
社会に関しては、ほぼ心配していない。
…のだが、やはり上述のように、やたらと暗記に頼る弊害か、年代の並び替え問題に弱さを見せている部分はある。
物事の前後関係を考えれば解ける問題でも、「年号がわからないから解けない」という状況に陥るケースが間々ある。
とはいえ、これは難しい話で、
「状況を整理し把握することが苦手」だから「暗記に頼らざるを得ない」
のか、
「暗記に頼っている」ので「状況を整理し把握するのが苦手なまま」
なのか?ということだ。
後者の場合、自分に負荷をかけて「考える」ということを嫌う生徒さんに、いかにして「考えさせる」状況を作り出すかを工夫してはいるのだが、「考える」ことを自ら率先して実践していくには、どうしても「自分に負荷をかける」ことを厭わない精神が必要だ。
性格的な側面を多分に含んでいる。
日々の授業で、まずは状況を把握し、どのように方針を立てるか?という部分をなるべく言語化させるようにはしているのだが、そういったことが苦手な生徒さんはやはり中々難しい部分もあるようだ。
少しずつでも、そういった部分を鍛えられれば良いと考えている。
いずれにしても、全体としての仕上がりは悪くない。
きちんと努力すれば、それ相応の結果を得ることが出来るということだろう。
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