先日行われた9月の北辰テストの自己採点の結果を載せておく。
ちなみに、その前日の土曜日に行った北辰テスト対策との比較が興味深かったので、それも後でupすることとする。
3科偏差値(予想)
70.9~69.0
63.7~62.6
63.0~61.8
60.7~59.5
60.0~58.3
58.1~56.0
55.1~53.4
5科偏差値(予想)
71.7~69.4
62.9~60.6
61.4~59.2
60.6~58.5
57.5~55.1
55.8~54.0
54.6~52.6
以上
今回は、数学と社会が非常に簡単だったので、低めの予想偏差値を採用した。
実際にどうなるかは分からない。
ただ、当塾トップの生徒さんは、得点ベースで430点辺りをとってくれたようだ。
(作文や記述問題を辛めにつけたので実際の点数はもう少し良いかもしれない)
今回の9月の北辰テストの全体的な印象としては、
数学がビックリするくらい簡単であり、社会も一つだけ記述問題で書き難い問題があったが全体としては非常に簡単であった。
英語に関しては、問題文自体は比較的読みやすく、並び替え問題も簡単であったのだが、内容を読み取った上で文脈に沿った選択肢を選ぶ問題であったり、内容一致問題の選択肢の作り方が少しメタ的であった。
単純に「同じ単語」が入ってる選択肢に飛びついてしまうような生徒さんにとっては、少し点数が取り難い問題であったと言えるかもしれない。
日頃から「パラフレーズ(言い換え)」を意識していないと厳しかったのではないだろうか。
理科は、記述問題に書き難い問題があったが、全体としては少し難しいという程度だろうか。
ただ、出題範囲がほぼ予想通りだったので、シッカリと準備した生徒さんにとっては問題なく対処できる範囲内だったのではないだろうか。
実際、当塾のトップの生徒さんは、数学も理科も自己採点で90点を超えている。
(特に甘く採点したわけではありません)
国語に関しては難易度の変化は見られなかった。
(若干、低いという程度だろうか)
今回の9月の北辰テストの予想からわかるように、実は全体としてあまり成績が上がっていない。
…というのは、実は当然で、夏休み期間にまともに勉強できた生徒さんが3名ほどしか存在していないのであった…(-_-;)
未だに毎日「部活」がある生徒さんもいる…。
一番成績の良い生徒さんが、一番勉強時間を確保出来ているという謎現象が発生してたのであった…。
(まあ、「謎」でも何でもなく、世の中そういうものなのであるが…)
ちなみに、上述した「前日の北辰テスト対策との比較の興味深い結果」とは、上位の生徒さんは、前日に行った北辰テスト対策と得点ベースでほとんど差がなかったという点だ。
勉強が苦手な生徒さん、もしくはキチンと丸付けが出来ない生徒さんは、北辰テスト対策と実際のテスト結果の乖離が激しい。
(まあ、当たり前のことですが…)
特に問題なのは、「キチンと丸付けが出来ない生徒さん」だ。
そもそも、間違えた問題を平気な顔で、(解答を見ずに)丸をつけられる感覚がマズイ。
全ての行動が「作業化」している。
ここら辺の話は何度も本人に話しているのだが、こういったマインドセットを改善するのは中々難しい。
正直、年単位の時間が必要になってくる。
まあ、「改善」とは書いたが、見方によってはそれも「個性」と捉えられるわけで、今の多様性の時代においては尊重されるべきものなのかもしれない。
ただ、「客観的な指標をベースとした試験」において、「成績を上げる」際には足枷となる「個性」であることには疑いの余地はないが…。
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