方程式の利用 & 小5算数

中1で方程式の文章題の塗り直しをしているのだが、問題への取り組み方が大分良くなってきた。

自分なりに図を書いて、情報を整理しながら問題を解き進めるという意識が少しずつ芽生えてきてくれたようだ。


実は書きかけのまま放置してある記事が複数あるのだが、期末が終わった直後の中1の授業で、3時間ぶち抜きで、数学の方程式の複雑な計算の演習を行った。

こちらが、説明した「やり方」を板書として書き写してもらっているわけだが、これまで、その「板書」を上手く活用することが出来ていない生徒さんがいた。


そこで、3時間ぶち抜きで時間を確保した上で、一人一人の計算過程を見て廻り、こちらの指示通りのプロセスで計算が出来るようになるまで徹底的に繰り返した。

その際に「板書」をしっかり見て「真似」をするという意識付けも行った。


方程式の「文章題」を解くには、日本語を読みながら、必要ならば自分で図を描くなどして情報を整理する力が必要不可欠だ。

勿論、ベースとなる「パターン」を何種類か覚えておくことも重要ではあるが、少し「パターン」から外れた問題に対して全く歯が立たないという事態は避けたい。

(まあ、そこら辺は一朝一夕にはいかない話ではありますが…)


今日の様子を見る限りでは、少し希望の光が見えたと言えるかもしれない。

計算力も確実に進歩している。

(以前は、分数の入った方程式の処理で苦戦していた生徒さんが、すだれ算で最小公倍数を見つけてキチンと計算しているのを見て、感動してしまった…)


ちなみに、中1の生徒さんのうち、2名の数学に関しては全く心配していないので、応用問題にもドンドン取り組んでもらっている。

打てば響くというタイプの生徒さんではないのだが、それでも当塾始まって以来の好成績を残している生徒さんなので、やはり、到達点は高めに設定しておきたい。

(開塾初年度に学年1位を取ってくれた生徒さんはいるのだが、元々ベラボーに優秀な生徒さんだったので、私が何かしたという感じではなかった。ゼロから積み上げてしっかりとした成績を残せているという意味において、少し違う意味を持っているように感じる)



また、昨日の小5の授業で「速さ」を扱ったのだが、「速さ」の「単位換算」を少し説明しただけで、アッサリと解いてしまっていた…。

ウーム、凄すぎる…。

「速さ」の「意味」、つまり「定義」を説明しながら解説したのだが、ここまでアッサリと理解してくれるとは、良い身で非常に驚かされてしまった。

入塾して頂いた当初から、優秀さを感じさせてくれる生徒さんではあるのだが、将来が非常に楽しみな生徒さんである。


(ちなみに、同じ日にの中2の授業で、中2生にも同じ質問をしてみたのだが、1学期の期末で450点を取った生徒さんが少し苦戦していた…(^_^;) 。まあ、中2は努力家タイプが多いので、努力と根性で少しばかりのハンデなど吹き飛ばしてくれるだろう。とはいえ、その日の授業で行った「一次関数」の「動点」の基本問題の解説時にかなり頓珍漢なセリフを連発していた生徒さんがいたのは秘密だ…。思わず、ひざから崩れ落ちてしまったが、次回の授業でリベンジしてもらうこととしよう…)

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