今年の中3生も少しは受験生らしくなってきた…ような気もする…。
1学期の期末が終わってから、早速受験モードに入ってくれた生徒さんが1名だけいる。
元々、ガッツのある生徒さんなのだが、紆余曲折を経て、ようやく本気モードになってくれたようだ。
大変喜ばしいことである。
…とはいえ、まだまだこういった良い雰囲気が中3生全体に波及しているという印象ではない。
受験モードに入るということは、今までの生活リズムを一旦壊してから、時間のやりくりやマインドセットを再構築しなければならないのだが、どうもまだまだぬるま湯から抜け出したくないと考えている生徒さんもいるようだ。
現在、7月17日の北辰テストに向けて勉強してもらっているのだが、こちらの要求する課題を消化出来ないまま当日を迎えそうな生徒さんが3人(4人)いる。
(冷静になってみると、非常に多いですね…)
勿論、ただ「こなす」だけでは意味はないのだが、少なくとも、この段階で曲がりなりにも1周目を終わらせておくことは重要だ。
夏以降に2週目3周目をする際に、スピードと定着度に差が生じてくることは明白だ。
…というよりも、夏の前に一旦今までの範囲を復習しておかなければ、夏の間により深い演習に入ることは出来ない。
下手をすれば、スピード不足で、夏が終わった段階でも消化不良の状態が続く可能性もある。
(「可能性もある」というか、基本的にそうなる。過去3年間とも夏期講習以降に入ってきた生徒さんは、一部の例外的に優秀な生徒さんを除いて、演習のスピード・精度・質・量が不足してしまう。また、実に不思議なことなのだが、勉強量が必要な生徒さんほど、勉強量の確保の妨げになるようなイベントが頻発するという謎減少も起こる…。まあ、これに関しては「謎」というか寧ろ「納得」がいく部分の方が多いような気もするのだが…)
本日(と言っても昨日ですが)、嬉しかったのは、期末テストが終わった当日であったにもかかわらず、キチンと自習に来てくれた生徒さんがいたことだ。
(…とはいえ、少しお疲れモードなのか、少々スローモーション気味ではありましたが…)
他の生徒さんと比べて少しスケジュールが遅れ気味なので、今後の巻き返しに期待したいのだが、どうだろうか…。
少し心配ではある。
とはいえ、現時点で「後ろ向き」な生徒さんはいないので、これから前進あるのみだろう。
少なくとも、全員の成績向上という点では、個人差はあるにせよ、なんとかなりそうだ。
一方、中2では、「一次関数」の式を求めるところまで終了することが出来た。
例年と比べても、定着度合いは悪くない気がする。
実際に確かめてみないと何とも言えないが、傾きの図形的(グラフ的)な意味や、座標や切片の扱い方なども、こちらが予想していたよりもスンナリと受け入れてくれたようである。
「一次関数」は夏にかなり突っ込んだところまで仕上げたい。
何度か塗り直しが出来ればベストなのだが、どうだろうか…。
また、先日、とある保護者様から生徒さんのことで、お話をさせて頂いた。
少し心配な生徒さんではあったのだが、実は、日々少しずつ成長を感じることが出来ている生徒さんでもある。
何よりも「成績を上げたい」と思ってくれている処が大変良い。
正直、その気持ちが一番大切だ。
保護者の方は心配なさっていたようだが、その気持ちがある限り大丈夫だろう。
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