お遅ればせながら、1学期中間テストの結果を載せておく。
尚、当塾としては珍しく、6月の北辰テストは受験させないという方針を採った。
従って、次回の北辰テストの結果の公表は、7月の結果が返ってくる8月3日?以降になるであろう。
その前に、過去問演習の結果を何度か載せる可能性はあるが…。
1学期中間テスト結果
中1
5科得点
470
420
399
最高得点
国語 92
数学 100
英語 98
理科 92
社会 95
今回(…といっても1か月前の話ですが)は、宮原中の中間テストが無かったことで、人数が少ない。
実は、現中1生は中学校に上がる段階で、一番優秀な生徒さんが抜けてしまっている。
(一応、休塾扱いにはなっておりますが…)
スポーツをやっている生徒さんだったのだが、所謂「越境入学」というもので、別の市の中学校の部活に入るという選択をした。
今回、当塾でトップだった生徒さんのお友達であったのだが、地頭の良さと努力の出来る精神力、そして処理能力のスピード、セルフチェックを行う慎重さを兼ね備えた、私から見ると完璧超人な生徒さんであった。
恐らく、今回の選択をしたことで、基本的には今後6年間ほぼ勉強をしない生活を送ることになるであろう。
高校・大学ともに、所謂「恩師」の勧める学校に進学することになる(…というか、進学しなければならない)状況になるので、人生において選べる選択肢の幅が狭まるのはほぼ間違いがない。
正直、勿体ない気もするのだが(本当に優秀な生徒さんなので)、その生徒さんにとって今後の人生が充実したものになることを願っている。
…ということで、本題に戻ると、今回、当塾トップの生徒さんはかなり優秀な成績を収めてくれた。
この生徒さんに関して言えば、「打てば響く」「一を聞いて十を知る」というタイプではない。
しかし、セルフチェックの質が極めて高い。
間違いを放置しないのは勿論のこと(いや、本当に「当たり前」のことなんですけどね、本来なら…)、間違える「以前」に、シッカリと「不安」になることが出来る生徒さんだ。☜ココ重要
問題を解いている・説明を聞いている「最中」に、不確かなことを「確認する」ことが出来る生徒さんだ。
当然ながら、こういった生徒さんは伸びる。
また、他の2名の生徒さんも、初めての定期テストとしては及第点といったところであろうか。
かなり不安な要素もあり、少しバタバタした部分もあったが、なんとか乗り切ることが出来た。
先日の期末テストの勉強の際には、勉強に取り組む姿勢が少しスムーズになっていた。
少しずつではあるが、前進して行ってくれているようで、一安心といったところだ。
何より、英語に不安のあった生徒さんが、英語で当塾トップの成績をとってくれたことが嬉しかったのは内緒だ。
中2
5科得点
429
427
422
416
330
304
最高得点
国語 81
数学 86
英語 98
理科 90
社会 93
中2生は、上位層が若干沈み気味な感じである。
当塾でトップをとることが多い生徒さんは、今回はその「雑さ」で点数を落とすこととなった。
再三、本人に指摘してきたことではあるが、今回のことは良い薬になったのではないかと思う。
こちらから見た限り、期末テストに向けて、若干意識が変わってきた様子である。
V字回復と行きたいところだ。
他の生徒も手放しで喜べる成績ではなかった。
とはいえ、大崩れしないところに価値がある。
ここ数回の定期テストの数学で苦戦し続けている生徒さんがいるのだが、期末に向けて少し勉強の仕方を変えてくれたようだ。
(具体的には、かなりの「量」をこなしてくれるようになった。やはり、苦手科目を克服するには「量」は絶対に必要不可欠だ)
次回の期末に期待することとする。
とはいえ、今回新しく入塾してくれた生徒さんは飛躍的に点数を上げることが出来た。
元々、英語が10点台であったのだが(…に加えて、理解力・スピード共に極めて重大な問題を抱えていた)、短期間で、60点まで上げることが出来たのは収穫だったと言えるだろう。
4月の入塾当初は『iワーク』の左のページを終わらせるだけでも1時間かかっていた…(-_-;)
最近では、かなりスピードも付いてきている。
まだまだ予断を許さない状況ではあるが、確実に前進してくれているのは間違いがない。
中3
461
432
407
384
350
最高得点
国語 87
数学 96
英語 98
理科 93
社会 92
中3生も宮原中が抜けているので人数が少ない。
中間テストでは、当塾トップの生徒さんが植竹中で自己最高となる10番台を取ってくれた。
この生徒さんは、北辰テストでも順調に結果を残してくれているので、あまり心配はしていない。
内申点も取れているので、この調子でいけば、浦和高校も受験すれば受かるであろう。
(まあ、どこの高校を受験するかは各ご家庭の事情があるので、そこは完全に各ご家庭の判断にお任せしている。しかし、現在の中3だけでなく小学生も含めて、各学年にトップ校を確実に狙える人材が揃ったことは、塾として砂に喜びたい。)
現在、当塾で2番手に位置している生徒さんも順調に伸びてきている。
北辰テストも含めて、成績が高いレベルで安定してきている。
こちらの生徒さんも内申点が良いですし。
(本来ならば、そもそも別の生徒さんが一番手に来ていてほしいところなのですが、今回はかなり沈んでしまっている…)
また、上記の5科の点数で一番下に沈んでいる生徒さんも、最近、勉強の「仕方」が良くなってきた。
どうしても「自己流」から抜け出せない傾向があったのだが、少しずつこちらのアドバイスを聞き入れてくれる柔軟性を持ち始めてくれている。
本人はよく「覚えられない」というセリフを口にするのだが、私から見れば「正しく真似が出来ていない」状態であった。
「勉強時間の確保」という側面と併せて、改善が見られるのは良い傾向なのではないだろうか。
…とはいえ、中3に関してはもう少し意識レベルを上げていきたい。
部活が無くなった今、受験勉強を阻害する要因は無くなった”ハズ”だ。
やはり、途中から入塾して頂いた生徒さんの勉強に対する姿勢がまだまだ不十分である。
長時間勉強することに対する耐性の無さも然ることながら、より深刻な問題として、セルフチェックの甘さがある。
この問題は一朝一夕に解決するものではなく、治るのに数年かかることもザラにある。
夏を無為に過ごさせないためにも、現段階で1日でも早く改善することが望ましいのだが…。
あの手この手でアプローチをしても中々難しいものだ。
とはいえ、期末に向けた勉強では、諸々の課題が改善されつつある生徒さんが複数名いた。
確実に前進はしているようなので、一安心といったところだろうか。
…と、一通り懸念事項を吐露した後で、本題に移ることとさせて頂きます。
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