現在、小6の英語で「3単元のs」を扱っているのだが、少しずつ定着してきているようだ。
同時並行で、「be動詞と一般動詞の区別」と「疑問詞の入った疑問文」「前置詞のカタマリ」といったテーマを絡めながら指導しているのだが(勿論、復習としてですが…)、英語を構造的に捉えるという視点を持ち始めてくれている生徒さんもチラホラと出始めている。
私自身は、「3単元のs」事態を中1英語の山場だとは捉えていない。
寧ろ、上述した「be動詞と一般動詞の区別」と「疑問詞の入った疑問文」「前置詞のカタマリ」といったテーマに加えて、「複数形」と「代名詞」といった単元の副産物的な扱いとして「3単元のs」を位置付けている。
(実際に「3単元のs」で突然躓くといった現象はあまり記憶にない。そもそも「3単元のs」で躓く生徒さんは、それ以前の段階で躓く兆候を見せているはずなので)
小6の英語に関しては、この後の「代名詞」を上手く乗り切ることが出来れば、後は「精度」を上げていくというフェーズに入っていくだけだ。
現在はまだ、突然違うルールで英文を書き始める生徒がたまに発生するという状況だ。
それが、文法上のルールだけの話ならば良いのだが、突然、doをboと書いてしまったりする生徒さんもいる…。😅
この「bとdを頻繁に書き間違えてしまう」生徒さんには少し注意が必要なのではないかというのが、長年英語を教えてきた私の個人的な見解だ。
そういった部分をどこまで修正しカバーできるかは分からないが、根本的な「やる気」に問題を抱えていない限り、何とかなる部分でもある。
客観的に見て「優秀」だといえるレベルにまでは持っていきたいのだが、どうなるだろうか。
また、現在小5で「割合」を扱っているのだが、どうも「比」の考え方がピンと来ないらしい。
生徒さんからすれば、「割合」と「比」は一見するとあまり関わり合いがないことのように感じるかもしれないが、その実、概念としては不可分の関係にあるといってよい。
単に、問題文から「基にする量」と「比べられる量」をシッカリと読み取ることが出来るようになり、「割り算」や「掛け算」の公式に当て嵌めることが出来るというレベルで止まって欲しくはない。
そういった話を本人にもした。
ただ、中々ハードルが高いようだ。
実は、平行四辺形や三角形の面積の単元で、「高さ」を扱う際にも少し苦戦をしていた。
ただし、時間をかけて地道に演習を積んでいけば、しっかり理解できるポテンシャルは持っている。
まだまだ気分にむらがあるのが玉に瑕といったところだろうか。
今後どうなるかは分からないが、粘り強く指導していきたい。
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