今年の中3生に、初めてまともに理科の総演習を行ってもらった。
1年目・2年目ともに、ある程度優秀な生徒さんを対象として、偏差値65以上より上に突き抜けるための演習を行っていたのだが、今年の中3生を対象にして、初めて「ちゃんとした」理科の問題演習を行ってみた。
「ちゃんとした」というと、今までは「ちゃんとしていなかったのか?」というお叱りのお言葉を頂戴しそうだが、偏差値60中盤を狙う勉強と、その先を狙う勉強では、やるべきことが異なる。
内容も方法も変わってくるものだ。
理科で偏差値60中盤を超えて、さらにその先を目指すのであれば、基礎的なことはほぼ完璧に定着していなければならない。
少しそういった目処が立った生徒さんがいたので、今回、そうでない生徒さんも含めて上に引き上げるための理科演習を行った。
感触としては悪くなかったと言えるだろう。
前回、トップから陥落した生徒さんは(とは言っても3教科の偏差値ではトップであったが)、理社が弱いので(というか、演習量が足りていないので)、今回は中々良い機会になったのではないだろうか。
今度の北辰テストが少し楽しみになってきた。
とはいえ、先日の3連休を無駄にした代償は少なからずあるであろうが…。
そこは地頭の良さでカバーしてもらいたいものだ。
「情報を繋げてキチンと思考する」という姿勢を少しでも根付かせたい。
(今度機会があったら言及するが、ある生徒さんと、なぜ思考停止に陥ってしまっているのか?という疑問に対する答えの一端を垣間見ることが出来るやり取りをした。率直な感想としては「やはりそうか」という話なのだが…)
0コメント