少し遠回りをしてしまった

小6で英語を教え始めたのだが、フォニックスで単語を書くだけだと退屈かな?と思い、軽い気持ちで、be動詞の演習を始めてしまったのだが、生徒たちは少し難しく感じたようだ。

結局、合計で3コマ分をかけてbe動詞の演習を行うことになってしまった。

まあ、そのおかげで基本的な英文の書き方をある程度定着させることが出来たので、結果としては良かったと言えるだろう。


本日締めくくりとして、一区切りを付けるための押し込みをしたのだが、当たり前の話ではあるが、やはり

「初めてのことは誰にとっても難しい」

ということを再認識した日々であった。☟


…とはいうものの、学校での英語の授業というものが、どのように機能しているのか?は少し気になった。

また、確か、英語を習っているという生徒さんもいたはずなのだが、どうなのだろうか?


長年、英語を教えていてハッキリと言えることは、所謂「英会話スクール」的なところで英語を「習っていた」(「かじっていた」と言っても良いかもしれない)生徒さんは、少し難しくなってくると、躓いてしまう場合が多いということだ。


なまじ英語を「かじっている」おかげで中学校の初期段階で油断が生じる上に、英語の学習法として「なんとなく覚える」ということだけがクローズアップされてしまい、「文法を体系的に学ぶ」という最も重要な思考回路を異質なものとして受け入れられなくなってしまっているというケースが生じることがあるのだ。


最初から「英語のルール」に主眼をおいた指導法に接していれば、それが「当たり前」であると感じられるのであろうが、妙なブレーキのようなものがかかってしまう場合がある。


今、教えているフォニックスも、フォニックスのルールそのものをマスターしてもらいたいという側面と、「英語はルールで成り立っている」ということを強烈に意識させたいという2つの側面がある。

その意味では、フォニックスを焦らずにもう少しじっくりと指導したのちに、いよいよ「語順」のルールに入るというプロセスを大事にしたい。


とはいえ、やはり今回の「寄り道」は色々な面で有意義だったように思う。

「語順のルール」をどれくらいでマスターしてくれるか?も楽しみだ。




話は変わるが、現在中2で1次関数の応用問題を解いてもらっているのだが、一人だけ理解力がズバ抜けている生徒さんがいる。

まあ、以前からわかっていたことではあるのだが、こういった「差が付く」単元においてはその「違い」が如実に浮き彫りになる。

諸事情から、全員に全ての応用問題を解かせることは出来ていないが、中2段階である程度のレベルまで1次関数を使いこなすことが出来れば、後々楽になる。

現段階においては、まずまずの仕上がりだと言えるだろう。

(…とはいえ、こういった抽象的な「式」を操るのが苦手な生徒さんもいるので、何処まで要求するべきなのか?に関しては頭を悩ませているところだ…)

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