2021年1学期の中間テストの結果が出揃ったので載せておく。
まだ順位が判明していない生徒もいるが…。
ちなみに中3は中間テストが無い学校もあり、一番成績の良い生徒の結果が無いので、非常に寂しいものとなっている。
…という訳で、結果は以下の通りです。
中1
466
441
433
427
363(?)
最高点
国語 88
数学 97
英語 99
理科 94
社会 96
中2
453
417
407
405
375
最高点
国語 95
数学 97
英語 88
理科 95
社会 92
中3
373
361
324
最高点
国語 77
数学 75
英語 72
理科 73
社会 80
以上
先に中1・中2の講評を述べておくと、今回はもう少し点数を取らせてあげることが出来たのではないか?というのが率直な感想だ。
とはいえ、中2では入塾後最初の今回の定期テストで、50点ほど上げて自身初の450点を突破してくれた生徒もいる。
今まで400点を突破できなかったが、今回初めて400点を超えてくれた生徒さんもいた。
一方では、勿体無いミスも多く、中には「解答用紙ではなく、問題用紙に答えを書く」という強者もいたようだ…。(両方に書いていれば問題なかったのですが…)
総評としては、内申点を考えた場合、各生徒をみるとそこまで悲観する点数ではないという印象だ。
次の期末テストに備えたい。
一方、中3の結果に関しては、ブログに載せない方が営業上は良いのかもしれない。
ただ、そう言ったことはあまり考えずにありのままの塾の状態を伝えていくというのが私のスタンスだ。
(塾のブランディング上、完全に逆効果ですが…)
点数だけ見ればかなり残念な印象を受けるであろうが、一番トップの生徒さんは4月から入塾して頂いたのだが、入塾前の前回の定期テストと比べて5科で100点以上アップしている。
中3に関して言えば、元々、定期テストの国語・英語ともに30点ほどであった生徒さんが複数いることや、普段の事業での受け答えなどを考慮すると、それほど悲観する数字ではないと個人的には考えている。
しかも、そのうちの一人は入塾してまだ1か月程度だ。
その段階で、what や can といった単語の意味すら「知らなかった」状態であった。
「文法」や「文構造」の話など論外である。普通の日本語もかなりアヤシイ状態であった(というか現在も)。
最初はこちらの指示を聞きとることも、オウム返しをすることも出来なかった。
そのような状況下での、私史上最速での「英語矯正」劇である。
当然「普通」の方法論では、そういった生徒の成績を上げることは不可能だ。かなり「苛烈」な方法を採っている。本当にギリギリを攻めている。
その意味では、生徒さん自身も頑張ってくれたのではないだろうか。
ただ、今後は途中入塾に関してはある程度の基準を設けるつもりだ。全てをゼロやマイナスからスタートさせなければならない状態だと、塾全体の進度に関わってしまうので。
まあ、そもそも当塾を選んで頂けるか?という根本的な問題があるので、そこら辺はあまり深く考えないようにしている。
…というか、選んで頂く立場なので、結果を出していくしかないという感じであろうか…。
そして、中3の最下位の生徒さんは、4月の北辰テストで偏差値60を超えた生徒さんだ。
それならば定期テストでもっと高い点数を取らせられていないのは、寧ろ塾としての指導力がないのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれない。
ただ、この生徒さんも、what の意味を覚えるのに数か月を要するほど、元々英・国ともに極度に苦手だった生徒さんである。
「at や on などの品詞は?」と聞かれて、「疑問文!」と答えてしまうような場面も多々あった…。
点数は言わずもがなであった。
それでも、入塾からおよそ半年が経ち、最近では英・国ともにかなり安心して見ていられるようになってきた。
少し抽象的な話になるとまだまだ危ういが…。
そういった生徒でも頑張って鍛え上げていけば、最終的に入試で結果を残すことが出来る。
但し「本気で」頑張ることが条件だ。
今回の中間テストでは、本人に油断があった感は否めない。
ちなみに、中3生の成績が一番低いのは、単に元々の能力が低いというだけの話だけではなく、3学年の中で一番勉強していない学年だからでもある。
ゴールデンウイーク中に塾を開けた際も、一番集まりが悪かったのが中3であった。
(最近、勉強の仕方が良くなってきている生徒さんがいるのが救いであろうか。点数にも少しずつ反映されてきているような気がする…)
…とはいえ、そんな中3生だが、
受験までの間に最低ここまでは到達してもらう
というラインはそれほど低くは設定していない。
授業内容も「簡単な問題を繰り返すだけ」というものにはしていない。
ある程度、頭を使わなければならない問題にも取り組んでもらっている。
今後、どこまで「本気で」勉強に取り組ませることが出来るかが勝負であろう。
「成績を上げたい」
と
「成績が上がればいい」
という言葉の間には、それこそ、
地球上と月面上ほどの埋めがたい差がある。
私も含めて、認識を改めるべき時期が来ているようだ。
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