そういえば、今日は植竹中の中間テストの日だ。
(宮原中は明後日の金曜日、泰平中はまだ2週間先だ…)
今回の中2の中間テスト対策では、
「地層」「時差」といった入試で差が付く範囲を深掘りすることが出来た。
特に「地層」の傾きが関係してくる問題や、柱状図を完成させる問題は、1回サラッと授業をした程度では中々身につかない生徒さんがほとんどだ。
今回は2度3度と問題を変えながら塗り直しをすることで、かなりのところまで定着させることが出来たと思う。
こういった「少し難しい差が付く問題」に対して、適切な方法で粘り強く取り組めるようなアプローチを身に着けさせることが塾としての最大の目標だ。
単に私の解説を「聞く」だけでなく、それを自ら「再現」出来るようになってもらいたいのだ。
そのためにはそのプロセスにおいて、自ら手を動かして定義や図などの情報を書き込んだり、到達点から逆算して必要な工程を明確化する必要がある。
自分の解法を一般化し、少しでも汎用性を持たせる意識が必要だと思う。
勿論、その逆も必要だ。
そういったことが勉強の醍醐味だと思うのだが、違うのだろうか?
今まで解けなかった問題が解けるようになった喜びというものは、自分が立てた予想や仮説がピタッとハマった時に得られる快感に似ているのではないかと思う。
問題を解くという行為は、そういった自分が立てた予想や仮説を順序立てて検証していく作業に他ならない。
工程が少なくて済む問題であればそのようなことを意識せずに正解に辿り着けてしまうが、「差が付く問題」では、そうはいかない。
「自分が今何をやっているのか?」
「どこまで到達しているのか?」
といったことを意識していれば、セルフチェックが非常に大切だと気付くはずだ。
こういった「作法」を自然と身に着けている生徒さんも稀にいるが、塾として一人でも多くの生徒さんに、このレベルに到達してもらえるよう工夫していきたい。
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