時差

本日から中間テスト対策を始めた。

メンバーが入れ替わったこともあり、全員集中して臨めていたと思う。

(まあ、1名非常に心配な〔というか非常に大きな問題を抱えた〕生徒さんがいるのだが、そう遠くない未来に何らかの決断を下すことになる日が来ると思う。勉強に対する考え方は人それぞれだ。お互い無理をする必要はないであろう。)


中2では「時差」の問題を扱ったのだが、やはりというか苦戦していた。

以前、時差の考え方に関しての記事を書いたが、☟

やはり、そう簡単に「なるほど、分かりました!」という話になるものではない。


私は基本的に「時差」の話をするときには、地球儀を使って話をするようにしている。

地球儀を自転させながら、生徒を太陽に見立てて説明をすると、なぜロンドンから見て東の方が時間が進んでいるのか?ということを、生徒も理解しやすいからだ。

本日もそんな感じで説明を進めたところ、徐々にではあるが、ある程度の理解に到達することが出来た。


「飛行時間」が関わってくる問題では、「現地時間に直して考える」ということがカギになってくるのだが、やはりというか何というか、こちらの言ったようにやらずに「自分流」の考え方に拘り混乱している生徒もいた。

まあ、これは恒例行事みたいなもので、実際に問題を解いてみて壁にぶち当たることでしか克服できないのであろう。


その後に出てきた、正距方位図法との融合問題では、正距方位図法の「経線」を読みとれずに苦戦していた生徒さんもいた。

どうも普通のメルカトル図法との対応関係が見えにくいようだ。

正直、埼玉県の公立入試問題ではややこしい地図の問題は出題されたことがないのであまり心配はしていないのだが、出来るに越したことはない。

もう少し慣れが必要であろうか。

「乗り継ぎ」が絡んでくる問題や、経線の本数を読みとって時差を考える問題などにもチャレンジしていきたい。





…ここで話を戻すと、「言われた方法でやろうとしない」というのには2種類ある。

① 最初から人の話を聞き流して「自分の考えた方法」に拘る。

② 言われたことが「理解できずに」結局再現できない。


どちらの方が良いと言えるのかは、正直に言って私自身よくわからない。

この話は「認知能力」とも密接に関わりあってくる話だ。


1つ確実に言えることは、「言われたこと」をその場でその通りに再現できる生徒は非常に賢いということだ。


世の中の理不尽さを感じなくもないが、無いものねだりをしても仕方がない。

一発でスッと出来るようになれないのなら、何度も練習すればよい。

そこに持てる限り最大限の時間と労力を費やす意志があるかどうかがカギになる。

それが「持たざる者」の戦い方だろう。

(結局、最初の話に繋がっていますね…)

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