明日から中間テスト対策が始まるが、その前に中1で少しフライング気味に中間対策を始めてしまった。
本日は理科を一通りと、国語の「文節わけ」「単語わけ」を行った。
今回の中間テストの範囲の理科はあまり難しい話は入ってこないのでさほど心配はしていないのだが、やはり「文節わけ」と「単語わけ」では戸惑いがあったようだ。
「文節わけ」では、「ね」と言ってる場合じゃない!
ということで、「自立語を1つだけ含む単位が文節である」という話をした。
「自立語」という言葉が出てくると、当然それと区別するために「付属語」という言葉も知っておかなければならない。
「付属語」である「助詞」「助動詞」を例を挙げながらザックリと説明した。
「文節わけ」では「助動詞」の扱いがカギになる。
例1.この本は難しいそうだ。
例2.彼は公園で走っている。
それぞれ、
例1.この/本は/難しいそうだ。
例2.彼は/公園で/走って/いる。
となるわけだが、
「ね」はあくまでも補助的に使うものであって、まずは
「助詞」「助動詞」以外は全部「自立語」!
「付属語」は「助詞」「助動詞」だけで、必ず何かの下についている語!
「て・に・を・は・が」とか「ようだ・そうだ・らしい」みたいな語ね!
ということをシッカリと意識しながら「文節わけ」をしてもらった。
例1.を見ると「本」が自立語で1つの単語なので、その上についている「この」も必然的にまた別の「自立語」ということになる。
(「文節」の先頭は必ず「自立語」。1文節中に「自立語」は1つだけ)
逆に「そうだ」は、一見その前で切れるような気がするが、「そうだ」は「助動詞」なので単独では文節には分かれない!
例2.では「走る」と「いる」はそれぞれ動詞(自立語)なので、1つの文節の中に入れることは出来ない!
という感じで、問題を解きながら解説をしていった。
思っていたよりも混乱は無かったようだ。
(とはいえ、1人非常に心配な生徒さんがいますが…)
一方、単語わけも何とかなりそうな雰囲気を醸し出してくれていた。
少しのヒントで、
「美しかった」
が、
「美しかっ」(形容詞)
と
「た」(助動詞)
に「単語わけ」されることを答えられる生徒さんもいたので中々幸先の良いスタートだったのではないかと思う。
今、当塾は過渡期の段階であるが、学年が下がるにつれて意識の高いお子さんが集まってくれているという印象だ。
集団授業である限り、全体の雰囲気はクラスを構成する生徒さんの意識に依拠する部分が当然出てくる。
新中1生は全体的に勉強に対する意識が高い。
(新小6は更にその上を行っていると思う)
新中3は開店休業状態となるが、最終的な「結果」は残すつもりだ。
(人数は増えないと思いますが…)
勉強をする気があるのかどうかという塾としての「基準」をおぼろげながら構築していきたい。
ちなみに、全く関係ない話なのですが、『ポレポレ』の著者である西きょうじさんが『ポレポレ』の解説動画を YouTube にうpし始めたようです。
ちょっと声が小さすぎてよく聞き取れない部分もあるかとは思いますが、内容は悪くないと思います。☟(何故か上から目線…)
実は昔、代ゼミネットTV(だったかな?)というサイトがあり、そこで様々な動画を見ることが出来た。
そこに『ポレポレ』も入っていたのだが、その時代の方が見やすかったのではないかと感じている。
富田先生や佐々木先生の動画は本当に最高だったのだが、残念ながら現在では見ることが出来ない。
勿体無い話だ。
こんな動画もお薦めで出てきた。☟
個人的には、こっちの動画の方が重要なことを言っていると思う。
(というか、私が今までブログに書いてきたことを代弁してくれているという感じだろうか…)
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