英作文の小テスト

前回のブログからかなり間が空いてしまった…。

書きたいことはたくさんあるのだが…。

(ちなみに、このブログの記事は4月2日に書き始めて下書きのまま放置していたものを掘り起こしたものです。時系列的に少し古い話も入っております…。悪しからず<(_ _)>)


他の学年よりも一足先に、新中1生で英作文の小テストを開始した。

当塾では、毎回、英語の教科書の本文+α の英作文テストをしているのだが、教科書の改訂などもあり、一時休止していた。

新中1を皮切りにその後、新中2・新中3も英語の小テストを再開している。


当塾の英語指導の2本柱は、この教科書本文+α の英作文の小テストと音読だ。

音読はただ英語を読ませるだけでなく、主語+動詞+目的語や前置詞+名詞などの意味のカタマリや文構造を意識させるようにして音読させるようにしている。

この音読は私の匙加減で調整できるので全員がある程度のクオリティを保ちながらこなすことが出来る。

これが当塾塾生の英語の点数を担保しているのは間違いがない。

一方において、英作文の小テストでは、各生徒の事前準備の方法や真剣さに依拠する部分が少なくない。

キチンと覚えてきてくれる生徒さんもいれば、そうでない生徒さんもいる。

(「距離」の問題から再テストを実施できていない生徒さんもいる。正直に言うと、当塾で英語の点数が低いのはその生徒さんだけだ。この事実からもこの英作文の小テストがいかに重要であるかがお判りいただけるだろう)



そんな中、先日、新中1の生徒さんが英作文の再テストに来てくれてた。

最初は英文を覚えるのに大変苦労していた。

1つ覚えると、また別の個所で間違えてしまうということを10回くらい繰り返し、ようやく書けるようになっていた。

とはいえ、最後に「どうせだからもう1回挑戦して完璧に書いてから帰ります!」と言って書いたラストの1枚でも1か所ミスをしてしまっていましたが…(^_^;)

しかし、最初の段階では全く終わりが見えない状態だったので、相当な進歩だと思う。

実はこの記事を書き始めたのは4月2日で、その後も何度か英作文の小テストを行っているのだが、確実に英文を書く精度が上がってきている。

本人に尋ねると、「家でかなり練習してますから!」という返事が返ってきた。

非常に素晴らしい。

新中1生にとっては中々高いハードルかもしれないが、こういった生徒さんが通って下さっているということは大変ありがたい。



一方で、どうも勉強した形跡が見られない生徒もいる。

(勿論、全く勉強しなくても完璧に書けるというのであれば全く問題がない)

新しく入塾してくれた生徒さんの中には、英文を単なる「模様」としてしか認識できていない状態の生徒もいる。

「日本語と英語の対応」を意識して取り組まなければ、全く同じパターンの英文すら再構築することが出来ないであろう。

(現に、その生徒さんはムチャクチャな英文を平気な顔で書いている)

そういった生徒さんには「プロセスを意識する」という発想が決定的に抜けている。


設問がある。

答えがある。

以上。


と言った感じなのだ。

途中経過がゴッソリと抜け落ちてしまっている。

しかも、そのことに対して何の違和感も感じていない。


この動画 ☟ の 8:03 からの箇所でも述べられているのだが、

「人は自分が想定していることしかわからない」

「新しいことを伝えるためには、考えるということをさせない限り伝わらない」

「ノータイムで伝わることは、相手が既に知っていることだけ」


なのである。


よく「すぐに忘れてしまう」という状況の生徒がいるのだが、要するにそういった生徒は、本当の意味で「知識を獲得」していないのだ。

「考える」というプロセスを最初からすっ飛ばしてしまっている。


例えば、数学においては「答えは単なる数字でしかない」「答えに至るプロセスが一番重要な部分なの!」と手を変え品を変え何度も伝えているのだが、そういった生徒の意識を変えることは中々難しい。

他の問題と絡まって、今後も苦戦が続きそうだ。


(ちなみに、私はホリエモンの動画を上げることが多いのだが、ホリエモン自体にはあまり興味がありません。あずまんは嫌いじゃないけど…。まあ、福島第一原発の時の取り乱し方はかなりアレでしたけどね…。)

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