今、新小6では円の面積の問題を扱っているのだが、円とおうぎ形の複雑な組み合わせの問題で少し苦戦してしまった。
小学校では円周率が3.14となっているので、計算の工夫を上手く利用しないと計算が恐ろしく煩雑になってしまう。
上の図☝のような問題として、小学生段階でよくありがちな計算方法として、別々に円やおうぎ形の面積を求めてから引き算をする、というものがあるが、折角なのでこの機会に「計算の工夫」を身に着けてもらいたいと思う。
幸いにも、新小6には優秀な生徒さんが多いので、最初は苦戦するであろうが、何とかマスターできるのではないかと考えている。
本日(と言っても昨日ですが)確認したところ、「分配法則」という言葉をキチンと憶えてくれている生徒さんもいた。
計算の仕方として、分配法則の逆を利用して「くくり出す」方法も覚えてくれていたようだ。
ただ、コレを使いこなして計算を楽にするというところまではいっていなかった。
まあ、慣れの問題だろう。
しばらく時間はかかるかもしれないが、地道に全員にマスターさせていきたい。
その際に、「自分で図を描く」ということをワークシートの中に取り入れようと思う。
イメージとしてはこんな感じだ。☟
②の方も少しだけ煩雑になるが、まあ、許容範囲内であろう(と願っている)。
これが半円やおうぎ形になると割り算が絡んでくるので一気にややこしさが増す。
本日(と言っても昨日ですが)の授業でも、ここら辺の問題☟からついて来られない生徒が散見された。
やはり、自分で図を描いて情報を整理することが肝になる。☟
④は相当難しく感じたらしい。
寧ろ、④のような問題こそ「計算の工夫」が力を発揮するのであるが、地道に進めていくつもりだ。
…と思って、プリントを作っていたらエライ時間になってしまった…。
途中で、結構大きな地震も起きましたし…。
考えてみれば、将来的に、関東地方を襲う大地震は必ず起こる。
恐らく私が生きているうちに起こる可能性が高いであろう。
実際に、自分の身の上に東日本大震災級の災害が降りかかった時に、自分自身がどのように感じ、行動できるのかはわからない。
東日本大震災から10年が経ったが、やはりあの体験から考えさせられたことは多い。
個人的には、「日本人の思考回路のルーツ」のようなものを強烈に感じた。
そんなことを思い出してしまった。
…という話とは全く関係がないのであるが、新中2で行っている不規則動詞の小テストの出来が非常に悪い。
それとは別に、英数共に前回の宿題と全く同じ問題を小テスト代わりに解いてもらったのだが、そちらも芳しくない生徒が散見された。
まともに宿題をやっていない。
どうも気が抜けているようだ。
新中2生は、ベラボーに地頭が良い生徒とあまり勉強が得意ではない生徒の差が非常に激しいのであるが、そのどちらの生徒にも欲がないように見える。
他の学年にもそういった生徒さんが多い。
初心に戻るべき時だろう。
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