今週2回にわたり小5の生徒さん2人の体験授業をさせて頂いた。
結論から言うと、大変優秀な生徒さんであった。
ここから火曜日に行った1回目の授業での印象と金曜日に行った2回目の授業の印象や様子を書いていこうと思う。
(一つのブログにまとめて書くという暴挙をお許しください)
火曜日(1回目の体験授業)
面談でお話をさせて頂いた時点で少し緊張していた様子であったが、授業内でも少しリアクションが堅い印象であった。
授業内容としては、5年生のまとめの問題を解いてもらったのであるが、一人の生徒さんは解くスピード・正確さ共に申し分ない出来であった。
その時点で大変優秀な生徒さんだと感じたことは素直に述べておこう。
面談や先日に「見学」に来て下さった時の印象からは正直想像がつかなかったことも白状しておく。
第一回目の授業においては、それほど難しい問題はなかったのではあるが、とはいえ、基礎力に不安のある生徒さんからすれば、一筋縄ではいかない問題も含まれていたのだが、そういった問題も全く苦にしていなかった。
2~3個戸惑っている問題があったようだが、こちらが説明するとアッサリ理解していた。
こちらの説明を聞いている時の表情を見ている限り、人の話を聞く力も非常に高いと感じさせてくれる生徒さんであった。
もう一方のお子さんは、塾そのものが初めてだったということで、かなり緊張しているという印象であった。
面談の時の受け答えから、少し不器用な側面もあるのかな?とも感じたが、自己を客観的に見ている部分を持ち合わせており、なかなか頼もしい生徒さんだと感じた。
何か「力強さ」のようなものを感じさせてくれる生徒さんだという印象だ。
本人談では、しばらく使っていない知識を忘れてしまうとのことであったが、実際に授業をしてみると、そこまで忘れているという感じではなかった。
ただ、帯分数の計算では少し苦戦している様子であった。
今現在当塾に通ってくれている生徒さんにも、同じところで少し苦戦していた生徒さんがいたので、今後も定期的に復習を取り入れていくつもりだ。
やはり、帯分数と通分や訳文を含んだ計算は算数が苦手な生徒さんにとってはちょっとしたハードルである。
この日の授業でも出てきたのだが、約数や倍数、最小公倍数や最大公倍数といった概念も絡んでくるので、分数は侮れない。
(ついでに言うと、2回目の授業では分数を使って比を表したり、時間を分に変換する方法なども教えた。やはり、分数は奥が深い)
また、お母様の話では、新しいことを習得してしまえば大丈夫だが、習得するまでに少し時間がかかることがあるとのお話であった。
そこのところは、新しい単元をやっていないので何とも言えないが、もしそうだとしても、それは寧ろ普通のことだ。
表面的な問題が解けているだけで「出来ている」と勘違いしているよりはよっぽど良い。
(ちなみに「不器用さ」「慣れるまでに時間がかかるが、慣れてしまえば大丈夫」というのは私も全く同じなので、少し親近感がわいてしまったのは内緒だ。お前みたいなおっさんと一緒にするなとお叱りを受けそうではあるが…)
金曜日(2回目の体験授業)
2回目の授業では、すっかりリラックスしており、前回よりも挨拶や受け答えの声のトーンが上がっていた。
一安心である。
この日は、前回とは授業スタイルを変えて行った。
といっても、全体解説を少し増やし、皆が躓いていた問題をその場で解き直しをさせてみただけなのではあるが。
事業においては、前回に出した宿題をしっかりとやってきてくれていただけでなく、どこがわからなかったのかを明確に提示してくれた生徒さんがいた。
本当に優秀である。
そこで、上記のように、全体に対して板書をしながら解説をし、その後にもう一度解き直すというスタイルをとってみたというわけである。
この日扱った問題はかなりややこしい問題も含まれていたので、完全に理解するにはかなりの基礎学力が必要であったはずなのだが、一人の生徒さんはこちらの説明をアッサリ理解してしまっていた様子であった…。
う~む…、凄い。
当塾に入って頂けるかは別としても、どこの塾に通っても大丈夫であろう。
そんな感じの生徒さんであった。
もう一方の生徒さんも前回よりもスムーズに問題に取り組んでくれていたように思う。
この生徒さんは「速さ」の単元にまで手が回らなかったので、どこまで理解しているのかは気になるところではあるが…。
勉強に対する意識は高い生徒さんであると感じた。
この日は、塾全体としても「割合」や「比」や「速さ」といった重要単元を復習することが出来て有意義な時間を共有できたと思う。
まだ「分数」「割合」「比」「速さ」といった単元において、消化不良気味な生徒さんもいるので、今後も継続して復習していきたい。
少し難しい問題を何度も繰り返し解くということの重要性を認識してもらえればと考えている。
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