本日は(といっても昨日ですが)、小5で円周の少しややこしい問題を扱った。
まあ、予想通り少し苦戦気味の生徒もいた。
やはり、どの部分の長さを求めればよいのか?を的確に把握することが難しく感じた生徒もいたようだ。
半径や直径の長さを正確に捉えるだけでなく、その弧の長さが円全体と比べて何等分になっているのか?や、それが何個分集まっているのか?など、一つの問題の中で処理しなければならない要素が複数あるので、途中で迷子になってしまったり、ミスが発生してしまうケースが散見された。
まあ、このレベルの問題がスラスラ出来るのであれば塾に通う必要はないと思うので(笑)、気長に演習を重ねていこうと思う。
とはいえ、自力で出来ていた生徒さんもいたので感心してしまった。
その生徒さんはスピードと正確性の両方を兼ね備えているので、時間が余れば他の課題にも取り組ませたいと考えている。
そして、素直さと向上心も非常に高いので吸収力が大変高い。
ありがたいことに、素直さと向上心に関して言えば、他の生徒さんも負けず劣らず非常に高いものを持ってくれているので、お互いの相互作用の中で良い相乗効果が生まれ始めているのかもしれないと感じた。
次回以降の立体はそこまで重たい単元ではない(はず)ので、少し間が空いてしまった国語にも手を付けていきたい。
とはいえ、算数の演習を計算からキチンとみるという指導の時間は非常に大切なので、どうしても時間的な制約が出てきてしまうのは悩ましいところだ。
一方、中2ではそろそろ確率の締めに入らなければならないのだが、前回の授業に引き続き未だにビミョーな状態の生徒さんがいる。
どうも問題文や図からそのまま素直に情報を取り出すことが苦手なようだ。
どうしても何かしらのバイアスがかかってしまう。
うーむ。
実は証明や関数、はたまた英語においても同様の現象が起きていた。
最近、英語の方は大分矯正出来てきたのだが、数学はもう少し時間がかかりそうだ。
こういった生徒さんのケースで少し厄介なのは、バイアスがかかっていく範囲が、問題を読み解くという部分だけでなく、生徒さん自身の現状認識にまで及んでいる場合が多いことだ。
今まで何度も書いているが、正確な自己認識は成績を上げる(というか自己を改善する)ための非常に重要なカギとなる。
私は、人間性といったものに言及するのが大嫌いな人間なので、道徳や説教臭いことは基本的に言わないのであるが、真摯に問題を解くという行為を通じてまっすぐな認識を持てるように誘導して行ければと考えている。
また本日は、生徒からリクエストがあり、急遽理科の電流の演習も少し行ったのだが、そちらの方はまずまずであった。
まあ、複雑な問題はまだ扱っていないので、何とも言えないところではあるが、導入としては上出来といえるであろう。
しかし、色々と定着度を確認しなければならないことが山積みである。
生徒にも自覚してもらうことにしよう。
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