ステージが1段上がった

先週、中1の英語で、be動詞・一般動詞の総復習を兼ねて、「下線部を尋ねる疑問文」「英問英答」の演習を行った。

前々回のブログでも述べた通り、今まで1人だけ英語で低迷していた生徒さんが冬季講習の演習を通じて躓きを解消しそうな気配を見せてくれていたのだが、今回の「下線部を尋ねる疑問文」「英問英答」の演習を通じて、英語に対する理解のステージが1段階上がった感じだ。

次の英語の授業で、その生徒の反応の仕方を見てみると、明らかに今までとは違うリアクションをしていたので間違いないだろう。

この生徒さんの今後の中間期末テストが楽しみになってきた。


他の生徒さんにとっても極めて重要な演習となったことは言うまでもない。


とはいえ、「英問英答」では予想通り苦戦していた生徒さんもいた。

定期テストでは今のところ90点以下を取っていないのであるが、「主語+述語」や「名詞の受け」または「修飾関係」といった言葉の構造を読みとるのがかなり苦手な生徒さんがいる。

(例えば、Where is Tom?という文の主語が「is」だと言ってしまうといった具合だ…。それでも定期テストでは90点をとれてしまう。このブログでも何度か書いたことがあるが、定期テストは本当の実力を測る物差しとしてはかなり心許ない部分がある。逆に言うと、定期テストで80点以下を取っている場合、英語に関して何も理解していない可能性が高い。…というか、断言しても良いかもしれない…)

いつも授業中にかなりツッコんでいるのだが、なかなか理解できないらしい。

今回、授業内においてもかなり反復し、宿題として全く同じ課題を与えて更なる定着を図ったのだが、どうだろうか…。

今後を見守りたい。



一方、不思議なことに、中2では今年の中3よりも少しレベルの高いことに塾全体として取り組めている。

正直に言って、現中2生が現中3生に初期能力で勝てているとは思えないのだが、やはり中2の1学期の初めから入塾してくれた生徒さんがいるという点が大きいのかもしれない。

当然のことであるが、長く教えれば教えるほど、こちらの「知識」や「思考方法」を生徒に繰り返し伝えることが出来る。

私が「教えていない」単元も当然少なくなる。

それだけでなく、こちらの「間」や「授業のスタイル」を理解してくれている存在がいることも大きい。

まあ、土日にいろいろと習い事をしている生徒さんがいるので、演習量が圧倒的に不足するであろうことが予測されるが…。


図らずも塾全体として徐々にレベルの底上げが出来てきているように感じる。

それに伴って、使う教材や私自身の授業スタイルも微調整していきたい。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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