苦手単元を演習してもらった

本日は中1・2の冬季講習を行った。

夏期講習の時もそうだったのだが、3時間ぶっ通しで苦手な単元を復習してもらった。


現在中1生は、1名を除いて英語の定期テストにおいて全員80~90点以上を越えているので、その1名を除き、数学の1次方程式の全範囲と比例反比例の一部の復習を行った。


(もう1名は、私が作った北辰テストの分野別過去問題の演習を行ってもらった。物凄いペースと集中力で解いてくれました。こちらが驚くくらいの😅。問題の読み取りや正答率も悪くなかったと思う。絶対値などの少し手薄になりがちな問題の復習も出来たので満足している。この生徒さんは前回に続いて、理科の「光」の単元の復習も行うことが出来た。こちらはまだまだ完全に理解できているとは言い難い様子でしたが…)


結果としては非常に良い演習となったと思う。

方程式の計算の「穴」は勿論のこと、文章題でもやはり理解が不十分であったり「忘れて」しまっている問題が散見された。

本日だけでなく、もう少し重ね塗りが必要なようだ。

本日復習したことを忘れないように、普段の授業から基本を反復できるような仕組みを構築していきたいと思う。


中1の残りの1名は英語の超基本から復習してもらった。

正直、最近普段の授業において集中力の欠如が甚だしかったので、どうかと思っていたのだが、本日は多少のガス欠はあったが、3時間シッカリ集中して問題演習を行ってくれたと思う。

本人に勉強する意思がないのであれば、保護者の方とそういったお話をさせて頂く時期に来ているのかとも思っていたのだが、本人は自分なりに頑張ろうとしてくれているらしいことが読み取れたので、私にとっても有意義な時間であったと言える。

普段は丸付けは各自に任せるスタイルでやっているのだが、本日その生徒に関しては全て私が丸付けをおこなった。

非常に珍しいケースだ。

今後は自分の力のみで、セルフチェックまでしっかりと出来るようになって貰いたい。

そこら辺は大変難しいところですが…。



中2生は集中力という意味においては一日の長があると言っていいのかどうかはわからないが、シッカリと問題演習をこなしてくれた。

(1人大変気掛かりな生徒さんがいるのだが、本日はとある理由で欠席であった。もしかしたら、勉強に対するご家庭の考えと私の考えの間に埋め難い齟齬があるのかもしれない。そういった部分が普段の勉強の所作に影響を与えているのではないかと感じられる場面も多い。受験を迎える来年に向けて何らかの決断をしなければならないのかもしれない。)


中2生に関しては、中1生とは逆に英語に大きな「穴」が空いている生徒さんが複数名いるので、普段のテキストを使って英語の復習を行ってもらった。

ただ、広く浅くという形式では知識の確実な定着は見込めないので、講習期間だけでなく、今後も継続的に演習を重ねていく必要があるだろう。


中2生のもう1人の生徒さんには理科の化学分野の演習を行ってもらった。

化合や分解、酸化・還元、質量保存の法則といった「考える」ことを求められる単元の総復習を行った。

どうやら本人は「習いごとの用事」で来られなくなることを期待していたようなのだが、途中から来て、何だかんだでシッカリと勉強してくれた。

この生徒さんは不思議な生徒さんで、一見やる気がないように見えて、その実一度勉強をし始めると集中力を持って勉強してくれる。

ただ、「考える」ことを極度に面倒臭がる傾向があり、本日演習をした理科の「考える」問題では最初から「捨てて」かかる場合がある。

地頭はかなり良いにもかかわらずである。

実際、本日も酸化と還元の違いによって生じる質量変化の相違をシッカリと理解することが出来ていた。

やれば出来るにも拘わらずやろうとしないという態度はいただけない。

徐々に変化してきてくれているという兆しは感じるので、そういった部分を伸ばしていきたい。

(まあ、かなり天然なところもありますが…。本日も隣の中1生に驚くべき質問と返答を投げかけていましたし…)


明日は中1の時に、期末テスト直前に最初から「捨てて」かかって丸ごと点数を落とした「地震」の単元を復習してもらう予定だ。

その時から成長した姿を見せて欲しい。

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