本日(といっても昨日ですが)午前中を使って、中3数学の相似の軽い応用のインプットを行った。
今までも授業で扱っていたのだが、皆が躓くところを一気に総ざらいをした。
『塾技100』を使って少し差がつくレベルの応用問題の典型パターンを見直した。
この『塾技100』は、図形の応用問題の典型パターンが一番よくまとめられている教材だと思う。
(関数はこの本だけでは足りないとは思う。基本的な考え方をベースに、相当な量の入試問題演習を通じてアウトプットしていかなければならないだろう。
早慶付属には全く届いていないが、中堅MARCH未満の私立高校対策としては非常に有用な教材だといえる。
実際、去年使用してもらった生徒もいた。
また、高校入試数学のちょっとした応用問題対策としては「数学のトリセツ」という動画が面白い。
というか、非常に有益だ。☟
実は、去年もエースさんや他の生徒にこの動画をお薦めして実際に何本か見せてみたのだが、あまりお気に召さなかったらしい。(^_^;)
特に比を使って関数の問題を解くことや、立体を適切な平面に落とし込んで問題を解いていくにはある程度の「練習量」が必要となる。
その際に、実際に自分の手で「図」を書かなければならないのだが、問題集によっては「図」が載っていないものもあるので、こうやって「図」を確認しながら解説を聞けるのは大変良いことだとは思う。
問題のチョイスとしては、難問奇問は排除しているイメージだ。
安心して利用できるであろう。
(どうでもよいが、英語ではこういった形でお勧めできる教材も動画も全くないのが現状だ。どれも物足りなさを感じてしまう。私の専門性の問題なのだろうか…。うーむ。)
一方、全く別の話になってしまうのだが、中1の勉強が遅れている生徒に、日曜日に来て遅れ分を取り戻してもらった。
中1生は勉強が苦手な生徒が多いので、今後もこういった対応を採っていくつもりだ。
前回の中間テストでは、国文法の演習や古文の歴史的仮名遣いの演習を授業とは別枠でかなりの時間を割いて演習してもらった。
その際に、習い事の制約や他の教科との優先順位の関係から、そうした演習が出来なかった生徒さんがいたのだが、ダイレクトに結果として表れてしまっていた。
勉強が苦手な生徒さんは、結果に反映するまでの閾値が高い。
通り一遍の演習では「何もやっていない」のと全く変わらないという結果になってしまう。
理解するのにも問題を解くのにも時間がかかる。
難しいところだ。
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