今回の北辰テストは平均点が下がりそうだとの話もあるのだが、実際に解いてみたところ、難しい要素は特に見当たらなかった。
まあ、生徒目線で解いたわけではないので何とも言えないが…。
今回は、当塾では偏差値が下がりそうな生徒が多い。
予想は以下の通り。
5科偏差値(予想)
66.1~61.8
64.2~59.8
63.4~58.8
61.5~56.6
61.0~56.0
59.6~54.3
57.0~51.6
56.4~51.0
51.3~46.4
50.9~46.0
3科偏差値
65.2~62.7
62.9~59.8
62.6~59.4
61.6~58.1
59.8~55.8
58.1~53.8
57.6~53.2
54.4~49.7
52.1~47.6
50.7~46.4
という予想結果となった。
一見すると全員偏差値50越えの可能性がありそうだが、下位の2人はセルフチェックにかなり難があるので、この2人に関して言えば下限の偏差値を下回る可能性すらあると考えている。
今回は、「解答欄を間違えた」だの「作図に30分かけた」だのといった奇特な生徒がいた。
(この「作図に30分かけた」生徒さんは前回数学で偏差値70をとった生徒さんなのだが、私立単願が決まっており、夏期講習もほとんど受講しておらず、英語が大の苦手なのだが、そこら辺の穴埋めも全く出来ていないという生徒さんである。今回の英語もすさまじい点数をとっていたようだ。他にも社会で40点台を叩き出していた生徒がいたのだが、何をやるにも「用事」で全てが後回しとなってしまっている。勉強時間が全く足りていない。)
下限の偏差値を採るとかなり寂しい結果となるが、まあ、これが現状の当塾の実力ということなのだろう。
偏差値60未満で夏期講習をほぼまるまる受講していない生徒が3名いるのだが、それらの3名に加えて、元々偏差値60を超えるのがかなり難しいと感じていた生徒が2名、偏差値50を超えることが物凄いチャレンジとなる生徒が2名という内訳なので、今回は現状の実力通りの結果が出たと考えるべきであろう。
ただ、この「現状の実力」も中2の時からコツコツと成績を伸ばしてきた上での話だ。
元々の地頭からしたら、かなり高い数字を叩き出しているのだが、「元々の偏差値」が分からないので、不満に感じる保護者の方もいるのかもしれない。
(「元々の偏差値」は過去2番目に悪かった定期テストの順位を参考にすればよいだろう。
上位3%が、偏差値70以上
上位10%が、偏差値65以上
上位20%が、偏差値60以上
上位50%が、偏差値50以上
上位80%が、偏差値40以上
というのが、大体の目安だ。
「点数」ではなく「パーセンタイル」でみるのがポイントだ。)
前回偏差値60を超えてくれたうちの2名の生徒は今回苦戦したのだが、塾全体としては英語と理科の点数が安定してきている。
理科はここ数週間かなり力を入れて対策してきたので、点数に反映されてくれて一安心といったところだろうか。
あとは社会なのだが、こちらは演習量を確保していけば解決する問題だと考えている。
中間テストが終わり次第取り組んでいきたい。
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