本日(と言っても昨日ですが)、2回目の夏期講習を行ったのだが、今回も有意義な演習を行うことが出来た。
今まで、中1生の中には、3単元のs、be動詞と一般動詞の区別が完全にマスターできていない生徒が複数名いたのだが、今回の演習で克服できたと思う。
(とはいえ、定期的に復習しないとすぐに忘れてしまいますが…)
数学でも、分数や小数の入った一次方程式の計算の塗り直しをすることが出来た。
現在、一人だけ「比例・反比例」の単元を学習している生徒がいるのだが、その生徒にとっても、今回の演習は意味のあるものになったといってよいだろう。
中2は、一次関数の式の求め方が一段落付いたので、久しぶりに連立方程式の文章題の総復習をしてみたのだが、想像していたよりもシッカリと覚えていたようだ。
ほとんどすべてのパターンを網羅的に復習したのだが、鬼門である「利益」や「食塩水」などの問題も何とかこなしていたようだ。
(流石に「楽々と」と書けないところが苦しいところではありますが…)
このペースを維持していきたい。
また、昨日、非常に嬉しい出来事に遭遇した。
英語の授業内で、「月」の名前を練習してもらうために、生徒にテキストの「単語の練習帳」的な部分を開いてもらった時だった。
その際に、自分で勝手にテキストを最後まで進めていた生徒がいたのだ。
正直、そのテキストの「単語の練習帳」的な部分を、私が「進めておけ!」と指示したことは一度もなかった。
(というか、私は所謂「単語練習」はあまりさせない)
しかし、その生徒は「自分の判断」で「勝手に」そのテキストを進めていたのである。
(1年の最後のページまでである)
しかも、「やりました!」アピールなども一切なしにである。
控えめに言っても、素晴らしすぎる。
「勉強」というのは、本来、自分に足りない部分を発見し埋めていくことである。
「やれ」と言われたことを作業としてこなすことではないのだ。
自分に何が足りないのか?を自分で考え、必要なことをする。
至ってシンプルだ。
しかも素晴らしいのは「範囲」など度外視でドンドン進んでいたことである。
私が最も嫌いな言葉の一つが、「ここ範囲じゃないんで!」という言葉なのだが、(正直、この言葉を聞くと軽く殺意を覚える。この言葉がどれほど愚かな言葉であるかは、以前のブログで書いたので詳細は割愛するが…)定期テストの「範囲」であるかどうかといったことに関係なく、自分に必要だと思えることを自らの意志だけで遂行したということが何よりも重要なのだ。
(「意志」の介在しないただの「作業」に価値はない。)
この生徒さんは、以前のブログでも「根性があり非常に楽しみだ」と書いたことのある生徒さんなのだが、私の想像を超えた努力家なのかもしれない。
もはや、尊敬に値するレベルだ。
こういった生徒さんを指導出来ることに心から感謝したい。
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