本日(と言っても昨日ですが)、中1生の体験授業を行った。
中1はつい先日まで数学の進度がバラバラであったが、前回からほぼ全員の進度をそろえることが出来たので、体験授業を受けて頂くタイミングとしては丁度良かったのかもしれない。
前回、保護者の方も交えてご本人とお話をさせて頂いていたので、大体のイメージは掴めていた。
とはいえ、英語は本人の能力からするともっとやれるのではないかと感じた。
ただ、授業内で本人が疑問に感じたことをドンドン質問してくれたので、そういった姿勢を持続できれば修正は可能だろう。
今、英語で躓くのは、間違いなく1年生からである、というのが常識になりつつある。
一昔前は、中2になってから、英語が急に難しくなり、学校の授業が分からなくなってそのまま3年生を迎える、というのがある種の定説であった。
近年は、上記(前の文の内容)の認識は間違っていると言わざるを得ない。
「英語が苦手だ」と言っている生徒は、ほぼ100%、be動詞と一般動詞の区別から躓いている。
更に言えば、「語順」や「構造」を全く意識できていない。
そして、極めて簡単な英文を訳すことすら出来ないでいる。
これは、「ゆとり教育」に端を発した「文法的な説明」を極力避けるという謎の方針が尾を引いているからなのではないかと、私個人としては感じている。
以前、日本のイマ-ジョン教育は、全くimmerse されていないという話をしたが、原理の説明を伴った反復が無ければ、知識の習得が難しいのは当然だ。
当塾では、そういった世間様の流行り廃りに惑わされることなく、真の英語力をつけるための勉強をしてもらう。
勿論、常にupdateはしていくが。
一方、数学は話を聞いていた通り大変呑み込みが良く、スムーズに行きそうだと感じた。
文章題など、国語力が必要になった時にどのような反応を見せるのかは未知数ではあるが、数字の感覚は大変良いと思う。
今回は変則で、1回のみの体験授業となるが、どうなるのかはわからない。
入塾して頂けると大変嬉しい。
そして、中3でようやく1回目の北辰対策を行う時が来た。
6月21日の北辰テストは自宅受験なので、データとしての信用性は全くないが、過去問演習も含めて徐々に慣らしていきたいと思う。
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