この生徒に関しては、反省しかありません。
中2生
6月18日入塾 ➡ 7月3日期末テスト(約2週間塾で勉強)
英語 80点台 ➡ 80点台(微増)
数学 70点台 ➡ 70点台(微増)
国語 80点台 ➡ 80点台(微増)
理科 80点台 ➡ 70点台(-5点)
社会 50点台 ➡ 60点台(微増)
…という結果でした。
理科が下がってしまいました…。
ほかの教科も、納得のいく点数を取らせることが出来ませんでした。
原因はハッキリしています。
完全に演習量が不足していました。
以前書いた記事でも述べましたが、☟
なかなか塾に呼ぶことが出来ずに、十分な演習時間を確保できなかったのが最大の敗因です。
「量は質に転化する」というのは、指導者ならば誰もが賛同してくれる言葉だと思います。
「何となく分かった」状態だけで、十分な演習量をこなさなければ、訪れる結果は目に見えています。
今回はその典型でした…。
数学においては、演習時間が十分に確保できなかったため、計算練習の量をこなすことが出来ず、計算のスピードを上げきることが出来ませんでした。
その結果、テストで時間切れになってしまうという事態を招きました。
社会においては、個人的には最も言ってはいけない言葉だと思っている「自分で覚えておいてね」というセリフを使うハメになってしまっていました…。
理科においても、今回は2年の範囲が最初から全部出るということで、全範囲を復習しなければならなかったのですが、新しい範囲の演習だけで終わってしまいました。
ここでも、「後は自分でこのプリントを解いておいてね」という形です。
国語は漢字の徹底ですね…。
英語に関しては、今まで文法的なアプローチというものを一切してこなかったようなので、なかなか今回の単元以外の文法的なルールというものを、無意識に表現できるまでには定着させることが出来ませんでした。
これは、英語の教科書の本文を完璧に覚えたとしても解消できる話ではないのです。
「英語には絶対に守らなければならないルールが存在し、受験英語においては、何が起ころうともそのルールを破ってはならない。」ということを常に意識しながら、英文を読み、書かなくてはならないのです。
しかし、これを「常に」意識し、定着させるというのが、なかなか難しいのです。
…というか、かなりの演習量を必要とします。
しかも、ただ演習するのではなく「考えながら」演習する必要があります。
これは、数学においても同じですが…。
スペルミスにも「ルール」が意識できていれば防げるものとそうでないものがありますが、答案を見る限り「ルール」の意識化で防げるものでした。
「法則性」などを見つけることに喜びを感じるタイプの生徒が、十分な量の演習を重ねて体得できるようになる過程が、「勉強」です。
コンスタントに90点以上を取るには、考えることを止めずに、常に頭を働かせるマインドを植え付ける必要があります。
元々、優秀な生徒さんなので、この部分に関しては徐々に習得してくれると思います。
あとは、時間の確保ですね…。
ここは本人と話し合ってみるしかないですね…。
1人反省会です、本当に。
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